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認知症になっても、歳をとっても、生きがいのある日々を
介護福祉士 遠山明日香さん
平成27年度 卒業
社会福祉法人 北アルプスの風 グループホーム ほっとハウスみさとの家 勤務
私が働くグループホーム(認知症対応型共同生活介護)では畑作りが好きな利用者様と一緒に野菜を育てたり、料理が得意な利用者様と一緒に料理を作ったりしています。このように、1人ひとりの利用者様の希望や強みを尊重して活かすことも介護福祉士の役割の1つだと思っています。歳をとっても、生きがいのある日々を利用者様が送れるよう努めていきたいと思います。
介護職として働く母の姿を幼いころから見てきた私は、自然と介護の仕事がしたいと思うようになり、松本短期大学に入学し、介護福祉に関する知識や技術とともに利用者様に寄り添う心を身につけることができました。また、介護福祉学科での2年間はとても楽しく毎日が充実していました。学生の時しか経験できない友達との学校生活や、先生方との日々を松本短期大学でぜひ送ってください。
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人の生きる姿(人生)を支える
介護福祉士 田中晃二郎さん
平成23年度 卒業
南信勤労者医療協会 ケアセンター赤砂 在宅介護部長
私は、小学〜中学校時代に不登校でした。「みんなと一緒でなければいけない」そんな感覚が苦手でした。介護福祉士だった母の影智で介護の仕事を志し、松本短期大学で多くの仲間と、いつまでも背中を支えてくださる先生方に出会いました。先生方は、私たちの個性を何よりも大切にしてくださいました。
介護の仕事は、「人の生きる姿」に関わっていく仕事です。私たちが相手を支えるばかりではなく「共に支えあって生きる」という感覚がとても心地よく、幸せな仕事だと思っています。「人の笑顔が好き」「相手に喜んでもらえた時、自分も嬉しい」そんな想いをお持ちの方、介護の現場は皆さんの力を必要としています。技術や知識だけでなく、相手の気持ちを察する力、想像する力が介護の仕事には大切です。松本短期大学で、介護福祉士としての豊かな感性を育てて下さい。
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利用者様に寄り添い、心を支える
介護福祉士 丸山朝絵さん
平成28年度 卒業
(株)あず住宅型有料老人ホームアリス 施設長
私は、32歳の時に松本短期大学に入学し、介護福祉土の資格を取得しました。卒業後は特別養護老人ホームの相談員を経て、現在は有料老人ホームの施設長として働いています。
介護の仕事は、1人ひとりの利用者様が、その人らしい生活を送れるよう支援していくことだと思います。そのためには、介護技術はもちろん大切ですが、それ以前に最も重要なのは「利用者様に寄り添いこころを支える」ことです。
松本短期大学では、介護の基本、介護のこころについてしっかりと学ぶことができました。松本短期大学での学び、すばらしい先生方との出会いは今の私の介護観に大きく影響を与えています。